NPO法人 「竹の子の会」

「竹の子の会」は、障がいのある子どもが地域でともに生きていくために、考え行動する親の会です

今年も「うすき竹宵」

 11月4日、うすき竹宵に出店しました。輪投げやスーパーボール、パン・柿の販売。とても好評で、8時前には完売!!  お疲れ様でした。

 細々ですが、継続していることで、子どもたちの成長が見られたのが一番の成果でした。

♡これまで人前では恥ずかしがっていたAちゃんが、「いらっしゃいませ。」「ありがとうございました。おつりです。」と堂々と言っていました。

♡前に出てくるのも嫌がってたBちゃんは、ずっと販売テーブルのそばでニコニコ。

♡暗くなる前に帰ってしまっていたCちゃんは、5時に竹のオブジェの中のろうそくにチャッカマンで灯りの点灯をする仕事ができました。

♡マイペースなDちゃんは、お菓子取りやスーパーボールすくいなど、少しだけど自分で取ってご満悦。

 

また、来年も頑張ります(^o^)

いらっしゃいませ〜

 

「だんだん良くなる!未来は明るい!」=特別支援教育研修会=

 10月14日、社会福祉法人萌葱の郷 めぶき園施設長 福田和彦さんをお招きして研修会を行いました。竹の子の会会員以外の方の参加もあり「強度行動障害の理解と関わり方について」学ぶことができました。

 支援者の心構えとして、声かけの配慮や利用者さんにしていただくという姿勢、ものごとをリフレーミングの考え方で捉え常にポジティブに、環境や支援方法を変えることなどなど、たくさんの学びがありました。

 参加していただいた方の感想を紹介します。明日からの自分に少しでも役立てることができたらいいですね。

 

特別支援教育研修会 参加者感想>

2023,10,14

○こだわりを利用して認められるものに変える等つい叱りがちな行動を変換させていくこと、すばらしいと思う。

○子どもの関わり方について勉強になった。リフレーミングの例が今後につながる。卒業後の進路の話を聞きたかった。

○基本的姿勢として「共感する」気持ちをもって接していこうと思う。

○最近怒ることが多く、じっくり読み返して実践していかなくてはと思う。斉藤一人さんの天国言葉使うことが少ないと反省した。

○私は自分の考えを押しつけることが多くて、「どうしてわかってくれんのや」と思うことが多い。共感することの大切さが見えてなかったなあと思う。叱るのではなく感情的にならずにどうしたらいいか自分で感情コントロールできるようにすること、折り合いをつけることが学べた。

○支援は早ければ早いほどいいと自分も思う。子どもの困っていることを見つけてあげることができるアンテナをもっていきたい。

○子どもが、何か注意するとすぐ泣き、泣けばすむと思っているようで、、リフレーミングの例のように天国言葉での声かけを意識してみようと思う。

○日々悩むことばかりだが、前向きさが大事。

○子育てする上でたくさんのヒントをもらった。褒めると叱るのメリハリ、「あなたが大切だから伝えるのよ」という姿勢を大切にしていきたい。だんだん良くなる!未来は明るい!

○「否定せず味方でいること」心に残った。余裕をもって懐深く関わること、子どもたちが一心不乱に取り組めることを根気よく見つけられたらと思う。予定通りできなくても、支援者が「今日はここまでできた」という気持ちでいればいいということに心が救われた。

農業体験報告  〜今年の収穫は(;_;)〜

10月1日(日)急きょ、落花生とサツマイモの収穫を行いました。

 落花生は、今年の天候の影響か、収穫のタイミングが早くなりました。時期を逃すと落花生の実が土の中に残るのです。今年は、早めに抜いてくれていたので、株から実をはずす作業を頑張りました。

 サツマイモは、イノシシ被害に遭ってしまいました。畑の畝の中にイノシシが通った形跡が残っており、大きなイモはほとんどありませんでした。残念!!

 でも、かろうじて残っていたツルの先には、かわいいお芋がついていて、子どもたちはそれを見つけては、楽しそうに掘っていました。いつもなら捨ててしまうかもしれないサイズのお芋も大切な収穫物となりました。

 

 今年は売れるほどの量ではなかったので、参加者で各家庭に持ち帰りおいしくいただきました。我が家では、落花生は、茹でてそのまま殻を割って食べるました。ゆで時間が足りなくて堅かったので、追い茹でをしたらホクホクおいしくなりました。結構茹で時間がかかります。(1時間くらい)サツマイモは、一緒にふかしました。ひとくちサイズだったので、手に取り

やすく、なぜか酒の肴になりました。^^;

 

 来年の農作業体験に向けて、新たな作戦の必要性を感じた1日でした。

皆さん、お疲れ様でした。

 

臼杵ロータリークラブに招かれて、お話をしてきました!

 先日、臼杵ロータリークラブの9月例会に招かれて、「竹の子の会」や「学習サポート」についてお話をしてきました。小野さんが、この会との出会いや関わりについて概要を話して下さり、その後、愛甲が「子どもたちの困りへのお手伝い」として「学習サポート:たけのこ塾」についてお話ししました。

 関心を持って下さったことが何よりうれしかったです。帰り際、そっと「頑張って下さいね」と言うお言葉を下さる方もいて、また一つ、つながることができたような気がしました。今後ともよろしくお願いいたします。

特別支援教育研修へのお誘い

 夏に行われた「視察研修」を受けて、視察先である「萌葱の郷」から講師を招いて研修会を実施します。講師は、めぶき園園長の福田和彦さんです。「強度行動障害支援者養成研修」等に携わっておられ、いろいろな学びのあるお話が伺えることと思います。関心のある方は是非ご参加ください。

詳細はこちら

 

「さあ、召し上がれ!」を作ったよ(^o^)

 夏休みもあとわずか、夏の自由研究・一作品として、今年も「フラワーアレンジメント教室」を開催しました。親子、きょうだいで楽しみながら、クッキングボードの上に、おいしそうなごちそうをアレンジ。今回も平野先生がたくさんの材料を準備して下さり、自分らしくデザインしながらボンドで留めていきました。全材料を使うことを目指した人、立体的な作品を工夫した人、シンプルな美しさを追求した人などなど、、様々。

 最後に、先生が一つ一つの作品の良さを紹介して下さりみんなで拍手。ほんわかうれしい充実した時間が過ぎていきました。

 冬のアレンジメント教室もお楽しみに〜

 

視察研修報告「萌葱の郷」その5

 いよいよ最後の視察施設です。障がい者支援施設「めぶき園」。ここは、1991年6月に、「自閉症者専門施設」として最初に開園したところです。居室は個室で、それぞれの方が自分らしく暮らしていました。1日の流れはゆったりと時間にゆとりをもたせたスケジュールとなっていました。見通しを持ちやすく「無理」にではなく本人のペースを大切にしながら過ごせるように配慮されているところがいいなと思いました。

 生産活動では、陶芸、機織り、絵画、造形、アルミ缶つぶしに取り組んでいました。端から見ると、アルミ箔を限りなく、たくさん、ただ丸めているだけなのですが、これを紙に貼ってつなげてつなげていくと、すばらしい造形になる。この可能性を見逃さない、利用者さんを尊重し敬意をもって接しているからこそできることではないかと思いました。

 

 今回、平日と言うこともあり参加者が5名と言うことでしたが、「なごみカフェ」や「どんこの里いぬかい」には、いつでも行けます。(土日は休みかな??)是非、行ってみて下さい。ほんわか、ふしぎなアートが、いろんなところで待っていてくれます。