障がいのある子どもの育児や教育について書かれている本は星の数ほどありますが、これまで教師や大学の先生が書いた「教育学」的なものが多かったのですが、障がいのある子どもを持つ親、いわゆる当事者側の目線で育児や教育について書かれた本が増えてきたなと思っています。(単に私が気づいていなかっただけなのかも・・・)。とてもよいことだと思っています。
先日、モンズースーさんという方が書かれた「生きづらいと思ったら親子で発達障害でした」(KADOKAWA)という本を読みました。モンズースーさんは、ご自身が発達障害のある母親で、2人の発達障害のお子さんを育てておられ、周囲のよき理解者に支えられながら、障がいへの気づき、子育て、就学など、様々な困難やトラブルに一所懸命に取り組まれる様子を綴ったコミックになっています。
母親の目線で、行政や学校を見て、やりとりをしながら子どもの成長を支えていく。同じ障がいのある親だけでなく、関わる先生や行政の方にこそ読んでほしいと強く思いました。
モンズースーさんは、ご自分でブログも持たれています。今後のお子さんの成長が楽しみです。