NPO法人 「竹の子の会」

「竹の子の会」は、障がいのある子どもが地域でともに生きていくために、考え行動する親の会です

初めての例会中止

 毎月第2土曜日は、NPO法人竹の子の会の例会の日です。参加者が2〜3人でも実施し、いろいろなお話をしてきましたが、3月例会は中止。情勢を考え、あえて心配かけないようにしました。新型コロナが終息するのを待つのみです。

 人は不安の中で様々なマイナスの思考をしてしまいます。冷静に考えれば、トイレットペーパーも買い込む必要はないのに、ドラッグストアの空っぽの棚を見ると何となく買っとかないとという気分になってしまいます。咳をする人を見ると、少し離れてみたりして、、、。感染者を悪者のように扱うマスコミにおどらされているのかもしれませんが、排除や差別というのは、こんな不安な心情や冷静さをなくした心から生まれるのかもしれません。

イベント中止のお知らせ

新型コロナウイルス感染防止を考慮し、3月に予定されていた例会、食事会、学習支援を中止します。

4月4日の桜まつりフリーマーケットは、主催者より中止の情報を得ましたので実施できません。4月11日の例会(総会)は、開催予定です。その頃の情勢をみて判断します。

 様々な活動ができず残念ですが、皆さん、お体にお気を付け下さい。活動再開できる日を楽しみにしています。来週の高校入試、受験生の皆さん、頑張って下さいね。応援しています。

3月の予定

3月例会     3月14日(土)19時〜  臼杵市観光交流プラザ

理事会      3月22日(日)10時〜  元気力ネットワーク

親睦会      3月22日(日)11時半〜 タビーズカフェ

 

※桜まつりフリーマーケットは、4月4日(土)に変更になっていました。

※4月11日例会は、令和2年度の総会予定です。

「全小中高支援学校を休校に」に思う

 学校関係は大変なことになりました。突然のことに、お家の方も先生たちも対応に追われています。特に、環境変化が苦手な子どもたちの居場所はどうなるのでしょう。ウイルスのせいなのでしかたがないのかもしれませんが、いろんな困りが出ることを想定し、きめ細かな対応をしてほしいなと思います。

入試が始まりました〜合理的配慮を考える〜

  今日は、大学入試センター試験の日です。これから高校入試や大学、専門学校など子どもたちの将来を左右することになる「入試」の季節がやってきます。「竹の子の会」でも、学習支援活動の中で、子どもたちと関わりながら、一人ひとりの希望する道へのお手伝いはどうしたらいいのか日々模索しているところです。

 「合理的配慮」という言葉が聞かれるようになって時間が経ちました。障害者差別解消法が2013年に制定され、2016年にスタート。障害者への合理的配慮の提供が義務づけられました。各種入試での合理的配慮の実態はどうなんでしょう。別室受験や代読、代筆、問題文へのルビなど、一人ひとり必要な配慮は違いますが、障害ゆえに差別されることなく、本来の力を発揮できる環境は整っているのでしょうか。気になるところです。

最近気になる書籍

最近読んだ本を紹介します。「グレタたったひとりのストライキ

「グレタ・トウーンベリ」さん、気候活動家。スウエーデンの16歳の女の子のことはテレビの報道などで知ってはいました。最近の地球温暖化のことも気になることの1つでした。そこで、この本を手に取り「アスペルガー」という文字に驚きました。

 彼女は、自閉スペクトラム症候群と診断され、「摂食障がい」「選択性場面緘黙」「強迫性障がい」の状況もあったのです。二酸化炭素の排出量を減らすこと、地球環境を守ることなど、妥協を許さないグレタさん、彼女の母親の言葉が心に残りました。

「発達障がい児が正しくて、「健常者」が間違っていることだってあるからだ。」

彼女の主張は、まっすぐです。真剣に受け止められる大人でありたいと思いました。

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著者は、母、父、妹とグレタ。家族に関する初めての本です。

 

学習支援最終日

 12月21日(土)、今年の学習支援最終日でした。受験を控えた参加者は、しっかり受験モード。開始15分前から自転車でやってきてやるき満々でした。学校の課題やセミナーなどそれぞれの課題に取り組んだ後、高校入試問題の過去問から抜粋した問題に取り組みました。基本的な問題で取りこぼしがないよう、1点でも点数があがるために、3名のスタッフで支援しています。

 新年は、1月4日14時から始めます。場所は、臼杵市江無田「元気力ネットワーク」

自分の夢の実現のため、後悔しないよう精一杯頑張りましょう。新規参加者、受け付け中。ご連絡下さい。