NPO法人 「竹の子の会」

「竹の子の会」は、障がいのある子どもが地域でともに生きていくために、考え行動する親の会です

入試が始まりました〜合理的配慮を考える〜

  今日は、大学入試センター試験の日です。これから高校入試や大学、専門学校など子どもたちの将来を左右することになる「入試」の季節がやってきます。「竹の子の会」でも、学習支援活動の中で、子どもたちと関わりながら、一人ひとりの希望する道へのお手伝いはどうしたらいいのか日々模索しているところです。

 「合理的配慮」という言葉が聞かれるようになって時間が経ちました。障害者差別解消法が2013年に制定され、2016年にスタート。障害者への合理的配慮の提供が義務づけられました。各種入試での合理的配慮の実態はどうなんでしょう。別室受験や代読、代筆、問題文へのルビなど、一人ひとり必要な配慮は違いますが、障害ゆえに差別されることなく、本来の力を発揮できる環境は整っているのでしょうか。気になるところです。